石丸伸二研究【1】空間論 人を置き換える

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  • Опубликовано: 11 фев 2025
  • トランプ大統領は、多数の大統領令を発出することによって、ウッドロウ・ウィルソンの時からジョー・バイデンまで続いて来た、他国に口を出し、手を出すアメリカ、を根本から変えようとしている。日本も1873年から現在まで続く富国強兵的な米欧追随体制は、もう変わらなければならない。しかし日本は、租庸調の昔から今日に至るまで、あまりにも多くの勢力が登場し、それらが駆逐されることなく生き延びることによって形成された極めて複層的な国家である。多くのクラスターがあって、それらはあまりにも強力である。
    しかし、そうやってしがらみだらけになり、誰にも変革ができなくなったように見える日本の中にも、変革を促す仕掛けは存在している。それが民主主義である。選挙によって選ばれる代表者は必ず任期による制限を受けているので、任期の終了とともにいったんその職をはずれ、新たに当選しなければ再任することはない。
    したがって、旧来の人々を選挙で排除し、新たな人材で置き換えることができれば、政治の世界では変革が起きる仕組みになっている。石丸伸二氏は、民主主義のこの機能に着目し、政治は人材の置き換えによって変革することが可能なので、そこから日本を変革すれば、それが経済や人々の暮らしを変えることになる、と考えているだろう。(その着想は、北中南米の諸国をくまなく研究した結果から得た、と推測する。)
    選挙で決まる職種の人材を置き換える、という彼の発想の最初の実験台は、故郷の安芸高田市の市長選だった。現職市長が賄賂を受け取って辞職すると、その置き換えのコマとして自分を使い、市長を約4年務めてみた。もちろんすべてが変わったということはないにしても、人が変われば政治が変わり、結果として、経済を変え、暮らしを変えることが可能だ、ということは確かめられたであろう。
    そして、都知事選に出る。現職都知事を自分に置き換える、というところにまでは至らなかったが、165万票を獲得したので、次のステージに進むための準備にはなった。次のステージが再生の道であり、これを利用して日本中のあらゆる選挙で人材の置き換えを進めることにより、政治は新たなリソースを獲得して、時代を先取りし、経済を牽引し、人々の暮らしを良くして行く。
    第一歩は、たまたま東京都議選であるが、これは単なる幕開けだ。選挙によって選ばれるあらゆる議会選挙で、再生の道というフォーマットが活用されて、人の置き換えが進む。そうすれば日本の政治が変わり、経済が変わり、人々の暮らしが変わる、という流れができる、というのが石丸伸二氏から見た日本の見え方であろうと思う。
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